本日もしつこくXTネタ。。。
いや〜...ネタが無い訳ではないのですが...
情報を整理して、Paris=Dakar の勝者を年代順に並べて行くと...
'79 第1回大会 シリル・ヌブー XT500
'80 第2回大会 シリル・ヌブー XT500
'81 第3回大会 ユーベル・オリオール BMW GS800(この年からFIMの正式競技に)
'82 第4回大会 シリル・ヌブー XR500
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'79、'80とパリダカを連覇したXT500ですが、パリダカがFIMの正式競技と成った'81年、なんとシリル・ヌブー選手がホンダに引き抜かれてしまいます。(この年のC・ヌブー& XL500-Sは25位。)エースライダーを失ったXTは優勝をオリオール選手の駆るBMWに奪われますが、それでも2位と3位を死守します。
ちなみにこの年の優勝者、オリオール選手の'79年の戦績は不明。パリダカ以前はXT500でブイブイいわせていた様なのですが。。。
そして迎えた'82年、過酷なコース設定からか、なんと前年の覇者BMW勢が全滅!
しかし、XLからXRへと進化したホンダ勢が1・2フィニッシュ。3位のバリゴ500もXRのエンジンなのでそれを含めると表彰台独占。。。
それでもXTは、4位と5位に入り意地を見せるのですが...この年を最後にソノート・ヤマハはベースバイクをXT550系(4バルブ)にチェンジ。ワークスマシンとしてのXT500はその歴史の幕を閉じるのでした。
その後は、ユーベル・オリオールとガストン・ライエと云うスター選手を擁したBMWが '83 '84 '85と3連覇。
次第に各メーカーとも、大排気量2気筒マシンで高速化。それと共にレースも趣きを変えてゆきます。。。
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レースに「もしも」は有りませんが...
「もし」 C・ヌブー選手がヤマハに残っていたら。。。
まだBMWの戦闘力が確かではなかった'81年、オリオール選手を打ち破っていたかもしれません。
そして続く'82年、BMW勢の全滅と云うチャンスで、2バルブ・シングルが有終の美を飾っていたかもしれません!
「もし」 オリオール選手がBMWに乗らず、ヤマハライダーのままだったら...
「もし」 Paris=Dakr と云うレースが、もっとクロスカントリー的なコース設定だったら。。。
言わずもがなですけどもね。
ところがところが。。。
件のXT500のオーナーさん↑が...
今度は、憎きBMW↓を...
手に入れやがった!!!
『今度はコイツをバリバリのオフロードマシンにカスタムしてくれ〜。』って。。。。
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くっそ〜...
ギッタンギッタンにしちゃるっ!!!