状況の変化に一喜一憂すること数年。
・・・何の話し?って、もちろん
隣りの土地の話しですよ。
この間に、土地の一角を大きく占拠していた『地域のゴミ集積所』が撤去されたり、この地区一帯に上水道が整備されたり。。。水道通ったんだから、井戸要らなくね?
しかし、コチラの思惑に反して、隣りの土地の井戸は一向に無くなる気配がありません。
そんなことを繰り返して数年を過ごしたわけですが、諦めきれずに何度か担当部署に電話してみたりもしていたんです。無理だろうな〜とは思いつつ。
しかし、担当者によってですが、時には『100%ダメ』とは言われない事も有ったりして。
『もしかして、何か上手い方法が有るのか? それとも、無理矢理ゴリ押しすれば通っちゃったりするのかしらん。』などと、淡い期待を繋ぎます。
しか〜し、この当時の僕等には、とっても大事なモノが欠けていました。
そう、ある意味この世の中で一番大事なもの。。。
ぶっちゃけ、僕等には『先立つモノ』が無かったのよ!
例えばの話し、この土地だけを購入するのならば借金でどうにかなる金額です。しかし、実際にこの土地を手に入れて、更にそこに上もの(住宅)を建てるとなると...自己資金もほとんど無い、明日をも知れぬ自営業の僕等。きょうびの銀行屋さんが、喜んで貸してくれる訳...無いよな〜。
詰まる所、その状況下で土地だけをゴリ押ししてまで買う勇気は到底持て無かった、と云う事です。(地域住民や『国』と、マジメに折衝を重ねなきゃならん。)
そこまでして土地を手に入れても、そのあと家を建てるアテも無いんじゃぁねぇ。。。
しぼむ現実、それと反比例するかの様に膨らみ続ける夢。
というか、ほぼ夢の方はカタチが固まりつつ有って。。。
いつしか僕とカミさん二人の夢は、いろんな住宅メーカーを見て廻るうちにすっかり嵌まってしまった『ログハウス』。(丸太のごっついヤツじゃなくって、角材を組み合わせた割と住宅っぽいヤツ。)
そんな『夢』を実現する為に、悶々と過ごした数年間。
ある日とうさん、閃いたね!
『もしかして、「隣りの土地」って云うこだわりを捨てれば、逆に突破口が開くんじゃ無ぇの?』
お!?
例えば、余所に安く土地を買って...
お!???
家も作業場もぜんぶ引っ越しちゃえば...
おぉ!?
現在の "airplants" は売ってしまえるじゃん??
おぉっ!
例えば、自営業を逆手に取って...
お!?
板金塗装業(いわゆる「沿道サービス業」ね。)かなんかで申請しちゃえば...
おぉ!?
もしかして市街化調整区域(安い土地)でも家が建つんじゃ無ぇ?
おぉ〜っ!!!
なんかちょっとだけ、光が見えて来た...かも???