ここのところ暫く調子が良かったもんで、すっかり気を抜いていましたが、昨日あたりからヒドい偏頭痛にやられちゃっています。
何だろね? これは。
やはり低気圧の所為でしょうか?
ともかく、頭痛薬の類が一切効かないので腹が立ちます。
ま、ま、負けるもんですかっ!
そんな訳で本日は、ストックしていたネタからひとつ。
またまたメールにてご注文をいただきました。
Ducati996用のカーボンエアダクトです。
ご覧の通り、ウィンカー取り付け用のナットが片方取れてしまっています。
で、もちろんこちらの補修と、今回は更にクリアーコートのご依頼です。
ずいぶん前にも一度書いた事が有りますが...(参照は
コチラ。)
この手のドライカーボンパーツと言うのは、けっこう紫外線に弱かったりしまして、放っておくと見るも無惨なガサガサのボロボロになってしまいます。
それを防ぐ為にも『新品のうちからウレタンクリアーでコーティングしておくと良いですよん。』なんて事を書いたのですが、その甲斐あってか時々そう言ったお仕事をいただける様になりました。
しかしこの『ドライカーボン』製品というのが曲者で、前も書きましたが、普通にクリアーをかけると全面に『ぶあっ!』とピンホールが出る訳ですよ。
で、それをどうするかと言うと...
その穴をひとつひとつクリアーで筆挿しして埋めて行きます。
それはそれは、人生について深く深く考える ひと時ですね。
んで、一旦それを完全硬化させてから、水研ぎでフラットに仕上げて再度クリアー塗装。
これでようやく綺麗になりました。
うふ♡ ピカピカでしょ?
それから...
ウィンカーの取り付け部は、裏表でプレートで挟み込んで固定しました。
この状態でお客様に画像をお送りしたところ『プレートがはみだして見えるのではないか?』とのご心配をいただきましたのでプレート部を黒く塗装した上で発送いたしました...が
全くの杞憂でしたね♪
今回も気に入って頂けた様です。
ほっ。