『F.B.Mondial』...聞き慣れない名前ですが、1950年代に大活躍したイタリアの小排気量メーカーです。
まあ、僕なんかがアレコレ書くよりも、この『F.B.Mondial』については
コチラや
コチラのページを参照してみて下さい。
思わずディスプレーの前で『オイッオイッ』って ツッコミを入れたくなる様な濃い〜世界が広がっていますよ♪
で、その『F.B.Mondial』のオーナーさんのご友人である松永さんと言う方(1コ目のリンクページの方です。)が、以前からジンさんの所のお客様だった事もあり、この小さなイタリア製オートバイは いつしか
モト・ラボロさんに入庫。
オーナーさんのイメージもある程度決まり、少しずつ部品も集まって来たところで、そのレストアの最大のキモとなる『塗装』の大役を、このたび不肖ワタクシこすげが仰せつかった訳でございます。
あ〜緊張する。
だってね〜、’53年製ですよ’53年製!
今まで『レストア』って言ったって、せいぜい『同級生』か 2・3コ上の『先輩』どまり。
1953年って言ったら『大先輩』じゃあないですか!
しかもこの『F.B.Mondial』の175は、なんと"ファクトリーレーサー"だって言うじゃあないですか!!
あわわわわ。。。
そんなの僕が触っちゃって良いのでしょうか?
いや〜久々の『緊張』です。
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と、いうわけで、やってきました『F.B.Mondial』175 "ファクトリーレーサー"。
取り敢えずフレームとスウィングアームだけね。
持ち上げて見ると ヒジョ〜に軽い。
『ちょっと重たい自転車』といったら言い過ぎか?
それにしても、何と言うか...とても雰囲気のある綺麗なフレームです。
さあ!作業開始っ!
もちろん これは あくまでも『レストア』です。溶接ビードにパテを打つ な〜んて無粋な真似はいたしません!
ただひたすら磨き倒します!
スウィングアームも容赦しません!!!
も〜、鼻の穴ん中 まっくろ。。。
つづく。