だいぶ時間が開いてしまいましたが、ようやく3人目のモニターの塗装に入りました。
時間がかかってしまったのには訳がありまして、それは追々説明するとして...。
まずはこちらがお預かりしたタンクです。
’91年型のXR250用ですね。
ご覧の通り全体に黄ばんで、ひび割れも出来てしまっています。
でも、この年式くらいのPPタンクとしては平均的なヤレ具合でしょうか?
オフロードレーサーとしてがんがん使うのでしたらそれほど気にはならないのでしょうが、街乗りではちょっと...と言った感じですね。
裏から見て見ると...。
どうやら一度塗装を試みたようですね。
PPタンクを普通に塗装すると、中のガソリンが表面から少しずつ揮発する為この様に塗装がふくれてしまいます。(こう言うサンプル画像が無かったので助かりました。)
一度こんな風にチャレンジしてみた方ならウチの塗装の意義を良く理解して頂けると思います。
今回のオーダーは「また新品の様に真っ白いタンクにして下さい。」です。
「林道などのオフロード走行にも使うのでサイドにデカールを貼って、傷などが付きにくい様に使用したい。」との事。
うまく行けば普通のPPタンクと塗装したタンクの良いとこ取りが出来るかもしれません。