一部の濃い〜SDRファンの皆様お待たせいたしました。
じつは数年前から
「XYZ」復活の為にPWKを用意していたのですが、CRF150Rなんてモノが出て来ちゃってあれを復活させる理由も無くなってしまったので、PWKの方はめでたくSDRにまわされる事になりました。
でもただ付けたんじゃぁ面白くないという事で...。
かわむらさんにはバレバレでしたが、28φを30φまでボアアップしてみました。
やってみたけど結構リスキーですね。スロットルバルブが通る溝がもうほとんどありません。ちょっと掘りすぎたかな?アイドリング付近で薄めに出ちゃうかもしれませんね。29.5φくらいに抑えておいた方が無難かも...。
それからもう一カ所。
エアクリーナージョイントのはまる部分の径がノーマルよりも大きめだったので、こちらも旋盤で削ってみました。
左がPWKオリジナル、右が加工したものです。パイロット系の通路に穴が開かないぎりぎりの所まで追い込んであります。
これでも若干ノーマルよりも大きいのですが、格段にスムーズに装着出来る様になりましたよ。
無事装着出来ました。
「SDRにPWKを付けると油面がナナメってしまって...」という意見を聞きますが、ここは耳を塞いでおきます。アダプターを造ってキャブをフラットにする事も考えましたが、ノーマルエアクリーナーを活かす方を優先しました。
プリセッティングを行いましたが、心配した通りかなり下を濃いめにしないとダメそうです。
※セッティングデータ ニードル:標準(N68A)上から三段目 MJ:#138 PJ:#45 AS:1・1/2
セッティング作業が簡単になったのもうれしい所ですね。
ジョイントのバンドのネジを緩めてキャブを「くいっ」とひねると、ニードルとMJに簡単にアクセス出来ます。
で、早速試乗してみました。
明らかに全体にひとまわりトルクフルになっています。また、ノーマルキャブでかなり出ていた不整爆発がほとんど感じないレベルに。
明らかにノーマルよりきれいに燃えてる感じで、まるでこっちが本来のキャブみたいです。
それほど口径が変わらないので大きな期待はしていなかったのですが、結果はうれしい誤算で大満足です。
でもコレ、結構速くなっちゃったんで一般公道ではMJまで見れないなぁ。(2stは不慣れだし)
どなたか「わかる」人の試乗を希望します。