「今回は写真いっぱい撮っておいたからネタには困らないぞぉ。」って事で、まだまだW3ネタです。
前回の錆取り後の画像からはだいぶ作業が進んでいます。
この画像までの間には、錆や軽い凹みなどのパテ修正→サフェーサー塗装→こまかい傷の修正→「白」塗装、と作業があったわけですが、放っておくと錆が進行してしまうため手早く一気にここまで進めてしまいます。
ちなみにこちらは「ホンモノ」の純正タンクから型取りしたラインの型です。これがある事で 毎回苦労せずばっちりラインを出す事が出来ます。
こちらは初期型W3の型です。
もちろんこれもホンモノからの型取りです。
初期型カラーには「黄色×焦げ茶」と「緑がかった青×紺色」の2種類がありました。これらも今回の塗装方法と基本的には同じ塗り方で色出しが行われています。
こちらはサイドカバーです。
どちらも同じモノの様に見えますが...。
左は純正の鉄製のもの、右はFRP製です。
FRP製のものは当店にて定価¥7,000で(黒ゲルコート仕上げです。塗装は別途。)販売しています。欲しい方はお気軽にお問い合わせください。
マスキングが終わりました。
この状態で、サイドカバーやオイルタンクを含めて全て「黒」に塗装します。
このブログを見ている人のほとんどはどんな仕上がりになるのか想像がつかないでしょうね。
ホント、昔の人は面白い事を考えるもんです。きっと楽しみながら仕事をしていたんでしょうね。羨ましい限りです。
上の状態に「黒」を塗り、マスキングを剥がしたのち全体に粗めのパールをかけた状態がこれです。
パールは下の色の隠ぺい性が悪い為、全体に同じ様に塗装してもこのように はっきりと白と黒の塗り分けがわかります。
前述した様に「グリ−ン」と「ブルー」の2種類の外装を注文いただいたのですが、ここまでの作業は全く一緒。最後のカラークリアーのみで2色の違いを出します。
が、今日はここまで。焦らす様で申し訳ありませんが疲れました。
完成画像はまた明日〜。