つづきです。
RZRのフォークをバラしました。
...かなり状態は悪いです。
インナーチューブは完全にアウト。ボトムケースの腐蝕も深いです。
せっかくのイニシャルアジャスターも固着していて動かない状態。 一晩ラスペネ浸けにしてようやく動く様になりました。
普通はゴミ箱行きのフォークですね。良くこんなもん売りに出すよな〜。
...ま、買うヤツも買うヤツですけど。。。
んで、GBのフォークもバラしまして。。。
GBのインナーは綺麗ですね♪
端的に言うとインナーチューブの組み替えは「可」です。
若干ですがインナーチューブの長さが違いますので、イニシャルカラー等の調整は必要です。
あと、肝心のイニシャルアジャスターですが、GBのインナーチューブにはそのままは付きません。こちらも少しだけ加工が必要です。
この似た様な年代に製造された2本のフォーク。YAMAHAとHONDAの違いは有れど内部構造はとても似通っています。同じSHOWA製ですからね。
でも、コストの掛け方の違いというか...GB用はメッキの質が良かったりボトムケースのクリヤー塗装が丈夫だったり、RZR用はイニシャルアジャスターが装備されていたりオイルロックピースがアルミの削り出しだったり。。。
どちらが良いって訳じゃなく、YAMAHAは機能にコストを掛けていてHONDAは素材にコストを掛けているって事です。
メーカーの考え方の違い、ってヤツでしょうか?
でも、この2本のフォークを組み合わせればある意味最強? 「何と勝負するんだ?」って話しではありますが。。。
まあ、そんな御託はともかく...
腐蝕の激しいボトムケースを磨き倒します。要らないステー類もついでにカット。
磨きが中途半端なのは...
このブログの読者さんならもうお分かりですね♪
ってな訳で、ようやく下ごしらえが整いました。