本当はとっとと普段のblogに戻ろうと思ったのですが、なかなか気分がそうさせてはくれない。
こう云う極限状態ってのは、世の中の「良い部分」と「悪い部分」がごちゃ混ぜになっていっぺんに吹き出してくるんだね。
相変わらず首都圏で起こっている食料や燃料の買い占めですが...
あのね、「被災地」でも比較的被害の少なかった地域は、もう電気も復旧し始めてTVも見れるところも有るんだよ。「俺たちが食うや食わずの生活をしてる時に、コイツ等一体何やってんの!?」ってね。
ホント、恥ずかしいからやめてくれ。
それと、ウチの近所の小規模スーパーでは相変わらずの品薄状態が続いているのですが、先日、県内最大手のスーパーを覗いてみたら、驚いた事にほとんど平時と変わらないくらいの品揃えでした...「買い占め」てたのは個人では無く企業でした、と云うオチ。。。
これって実は、個人の買い占めの問題では無くて、この震災を「ビジネスチャンス」と捉えた企業が仕掛けたパニックなのでは?
そんなのを見るにつけ、救われない気分になります。
あと、「原発」についてですが...
私のダートトラックの仲間が、或る資料をメールで教えてくれました。
↓MITの原子力専門の博士が今回の事故について詳細に纏めたレポートです。
PDFファイル
(東京大学エンジニアリング在学生による翻訳)
これによると、現在報道されている内容とは、事実はかなり異なる様な?
私ごときの知識ではこのレポートの真偽は定かでは有りませんが、実際に起こっている事象ととても整合性が高い上、引用元となった
blogも常にアップデートが加えられているようですので、信憑性は高いと思います。
もし「このレポートはおかしいよ。」と、技術的な観点から指摘出来る方がいらっしゃいましたら、是非お教え下さい。
参考資料↓
全国の放射能濃度一覧
「放射能濃度」という間違った言葉の使い方がなんともアレですが...
TVが執拗に原子炉建屋の水素爆発の映像を繰り返すのは何故でしょう?
健康被害に直接結びつかない野菜の微量な放射線値の測定結果を、わざわざこの時期に政府が発表する意味は?
風評被害を助長しているだけにしか思えません。 何故?
それからもうひとつ。
この様な状況に成ると、もう既にチラホラ聞こえ始めていますが、必ず「増税」を語りだすヒトが出て来ます。
「義援金で集まる金額と云うのは実は意外と少ないんです。これを例えば消費税を2%上げるだけで僅か5年で復興の為の財源が確保出来るのです。皆さん、少しだけ我慢しましょう!」...的な?
言ってる事はもっともらしいのですが...
こんな時期に増税なんかしたら日本経済はあっという間に冷え込みますよ? 経済が冷え込めば税収だってがた落ちです。消費税の2%なんて一瞬で消し飛びます。
未曾有の大災害を一丸となってバックアップする為には、日本経済は強固でなければいけないのです。
日本国債は100%円建てなのだから「破綻」なんて有り得ない。「財源」なんてのは堂々と国債を発行すれば良い。
「経済に混乱を来す。」??? ならばその国債を日銀が引き受ければ良い。(¥を刷れば良い。)
「そんな事をしたら『¥』が暴落する!」??? 日本は「円高」で困ってたんじゃ無いでしたっけ???
「火事場泥棒」にご注意を♪