僕の友人、というか、大先輩の Nさんからご注文をいただきました。
本人は自分のことを「練馬のおっさん」なんて言っていますが、来年には定年を迎えるというのに、友人達と真剣に「Baja1000」参戦を考える「永遠の少年」です。
で、肝心の注文はと言うと。
Nさんがビンテージモトクロスに出場する為の次期主力戦闘機、'79CR125用のシリンダー&シリンダーヘッドです。
(ブラスト前の画像を撮り忘れました。)
それと、「スペアーに。」と、'80CRのものも一緒にご注文頂きました。
見ると微妙にカタチが違いますね。(どっちがどっちだか、すでに分からなくなってしまいました。スイマセン。)
純正の塗装は、すでにボロボロになってしまっていたので、マスキングしてブラストをかけます。(タンクの剥離と引き換えに、近所の友人 S君がやってくれました。多謝。)
で、これを「赤」に塗ります。
純正のものが、あきらかに「耐熱」の赤とは違う 発色の良い赤を使用していたので、それに習い、こちらもウレタンの赤で塗ってみました。
シリンダー&ヘッドくらいでしたらウレタンでも問題なく塗れますよ。
ただ、同じ塗料の中でも、色によって耐候性に優れたものとそうでないものがあります。
今回は、更なる耐候性アップを狙って(純正がかなりボロボロだったもので...。)調色してみました。若干純正よりも「白っぽく」なちゃったかな?
左のシリンダーのインテークポートの中の色は純正のままなのですが、それほどズレてはいない様に見えます。
気に入ってもらえるかな?