moto3風のブレーキシステムに対する憧れはしばらく燻っていたのですが、悶々としている内に
藤金さんに先を越されてしまいました。自分が気になっていた部分が見事にクリアしてあって、さすが加工屋さん、
上手く造るなぁ。。。
まあ、この頃には既にワタシの妄想は
全く別な方向へと走り出していたのですが…
ご存知の通りワタシも鈴木さんも話し好きなもので、会う度に会話は様々な方向へと走り幅跳びするのですが。。。
その日のお題はコレ↓でした。
はい、ワタシの大好きなYZ250用のツーリーディングのドラムブレーキ。
ドラム径130㍉の極小ボディーにこのメカニカルな佇まい。もちろんワタシの趣味のどストライクな部品です♪ 他メーカーでも近い年式で同じ様な部品はあるのですが、ヤマハのコレが圧倒的に色気のあるデザインで、ワタシはもう、コレにメロメロです。
ウチのXT500にも付けてますが、ワタシ、一時このパネルを集めまくったことがありまして。。。
このパーツ、昨今のヴィンテージモトクロスブームも有り、今では世界的に人気が出てしまったので、おいそれと買える代物ではなくなってしまいました。ですが、実はもうちょっと前のそれ程人気も過熱していなかった時期に、堪え性のないワタシは出物があると思わずポチポチと買い集めてしまっていたのです。
その頃は「何しよう」と思っていた訳でもないんですけどね〜。
で、そんな部品が有るもんだから、何か活用方法はないものか?と。(順番が逆?)
「そういえばパネルも手が出なくなったけど、130㍉のハブの方もだんだん程度の良いものが無くなって来ましたよね〜。」なんて鈴木さんに相談したところ、「あぁ、130㍉ならTWのヤツが有るよ。あれならまだ新品で買えるでしょ。」な〜んて答えがポンと返ってきて。
でもでも、
「アレってドラム部分に鉄のハブがボルト留めしてあってダサいじゃないですか。」
などとその時は只のとりとめのない会話…の筈でした。
そう、只のいつもの雑談の筈だったのですが…何故だかその時ピコーンと閃いてしまったのです!
もしかしたら
この時の常連さん(kunimomoさん)のコメントが頭の何処かにこびり着いていたのかも知れません。古いTZのツインパネルのドラム、格好良いよね〜、みたいな。
(画像はカンリンさんの製品。)
それが雑談の最中に突然「moto3風のミニマムなダブルディスク」と「クラシカルなツインパネルドラム」という二つのキーワードが結びつき、「ハブがボルト留めって事はTWのドラム部分を二つ使って背中合せにすればツインパネルを作れるんじゃね?それにYZのツーリーディングのパネルを合わせて極小ツインパネルドラムを作ったらチョー格好良くね⁉︎」、「TZやフォンタナのツインパネルは格好良いけどデカ過ぎ!コレならSDRにピッタリだわ‼︎」と大興奮。ワタシの脳内は鈴木さんすらも置き去りにする妄想爆裂状態へと突入。
moto3風ダブルディスクのミニマムな雰囲気をドラムで再現!
これって、正に自分好みの究極のブレーキシステムです♪