つづきです。
部品が出来たので溶接して行きます。
回り止め部分は高さが足りないので、嵩増しのカラーも同時に溶接。
で、それをガリガリと削って成形するのですが…
まあ一回目は大体こんな様な感じで「鬆(す)」が開きまくります。
これは鋳物を溶接する時の難点で、鋳造材の中に元々ある欠陥=気泡=鬆が溶接の熱でブクブクと表面に浮き出て来てしまうのです。この気泡はもちろん事前には表面には見えていないので溶接するまでは分かりません。溶接している最中にはブクブク言っているので分かるのですが、その時点では気泡の奥まで溶け込ませる事はなかなか難しいので放置。後でこの様に削って再溶接で埋めます。
しかし再溶接でまた別の気泡が顔を出す、なんてのはいつもの事で…
まあ、どこで諦めるか?…ってとこですかね(^^;
まだピンホールは残りますが、再々々溶接くらいでどうにか見れるレベルになりました。
しかも、実はオーダーは2個だったりして…(^^)
なかなか格好良いでしょ♪