今回の車両は自分が街乗りで使っているSDRです。チェーン&スプロケは2年半/5,000kmほど、雨の中も林道もサーキットも…と走り回ってだいぶくたびれた状態です。
前回のTM125はノンシールでしたが、今回はシールチェーンでのテストとなります。
それに先日のチェーンルブを塗布し整備したところ、ご覧の結果となりました。軽〜く10回転超!良く潤滑の効いたしっとりとした音で静かに回り続けます。
ここで受けるべき最も真当な批判は「そんなにゆるいオイルで大丈夫?」というものだと思います。
Youtube上にはこの手の動画がたくさん上がっていて、同じ様にクルクルと回っているものもありますが…実はその手のものにはちょっとしたトリックがあるんです。単純な話、古いグリスを綺麗に洗い流して粘度の低いオイル(簡単に言えば556など)を塗ってやれば同様の動画は撮れます。でも、ちょっと注意して音を聞いてみてください。その手の低粘度オイルを使ったもの(もしくは本来のグリス分を落としただけのもの)はチャラチャラとうるさくチェーンが鳴り金属の擦れるイヤな音がしているはずです。とても実用に耐えるものとは思えませんよね。
その手のエセ動画と違うのは、音を聴き比べてもらえば分かると思います。
あ、因みに前回のTM125の動画でチャラチャラと鳴っているのは、チェーン自体ではなくてチェーンがローラーを叩く音ですよ。念の為♪
ま、もっとも…信用が無いのはワタシの人間性の問題かとは思いますが…(^^;
実はこの動画は、チェーンルブ塗布直後ではなく、150kmほどのテスト走行の後に撮影しています。
ちょっと雨続きで距離が稼げていないのですが、実用上問題ないかな?と思える耐久性を確保出来ている様子です。
前回の動画で「乗っても体感出来るはず」と書きましたが正にその通りの結果で、このフリクションの少なさは異常。実走行してみると空走感がハンパ無くて、慣れないうちはちょっとライディングのリズムが取りにくいくらい。少なくともワタシ自身、チェーンルブの違いを体感したのは今回が初めてです。
もし俺がまだレースをやっていたら、こんなの絶対に商売にしないでコッソリ一人で使うよね〜♪
まずは少量ですが、小分けしました。1本50ml入りです。
本格販売の際は¥1,500ほどにしようと思っているのですが、気になっている方も多い様ですので、パッケージ無しで¥1,000/1本で先行販売しようと思います。
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